巨人が元楽天・マギー獲り調査！低迷打線テコ入れへ“最後の補強”

マギーは今季、ジャイアンツで青木の同僚としてプレー。５月８日には満塁本塁打も放ち、パワーは健在（写真：サンケイスポーツ）

1 ： 名無しさん＠おーぷん投稿日：2015/07/02(木)05:16:34 ID:gP8

巨人が、米大リーグ、ジャイアンツのメジャー登録枠を外れたケーシー・マギー内野手（３２）の獲得調査を行っていることが１日、分かった。
２０１３年に楽天で打率・２９２、２８本塁打、９３打点の好成績を残したマギーは、巨人にとっては日本シリーズで敗れた相手の主砲。また、古巣の楽天も獲得調査を継続していることが判明。
マギー自身は米国でのプレーを最優先としているが、１３年の日本一を争った両軍は、それぞれ熱い視線を送っている。

この日、広島に大敗を喫し、再び借金１となった巨人が、“最後の”補強にむけて、水面下で動き出した。球団関係者が、マギーの調査を始めることを明かした。

「マギーはうちのリストの中に入ってくる選手の一人。今後の動向も含めて、調査をしていかないといけない。今季は難しかったとしても、来季につながる話しだから」

今季、サンフランシスコ・ジャイアンツに所属したマギーは、米国時間６月３０日（日本時間１日）にメジャー登録の４０人枠を外れた。登録を外れるのは２度目で、事実上の戦力外だ。

今季はメジャーで４９試合に出場し、打率・２１３、２本塁打、１１打点と本来の力を発揮できていない。
今後は、１０日以内にジ軍傘下マイナーでプレーするか、他球団への移籍を選択することになるが、獲得球団が現れなかった場合は、日本球団への移籍も可能となる。

だがマギーには、輝かしい一昨年の実績がある。楽天で、アンドリュー・ジョーンズ外野手（３８）＝引退＝とともに中軸を形成し、打率・２９２、２８本塁打、９３打点で球団初の日本一に貢献。
巨人は１２年のオフ、楽天とともに獲得を目指していたが、逆に日本シリーズでは煮え湯を飲まされた因縁もある。

打線の強化は、リーグ４連覇へむけて急務だ。この日はプロ初先発の広島・薮田に初勝利を献上するなど打線の調子が依然として上がらない。

４月下旬には左の長距離砲としてフランシスコを獲得したものの、調整不足と拙守で２軍降格。その後は背筋痛などでいまだに全体練習に合流できず、現時点で補強は失敗に終わっている。

現在の支配下登録は６９人。別の球団幹部は「残り１枠は、７月末ギリギリまで外国人打者の補強を目指していく」と語った。
今後は国際スカウトによるメキシカンリーグの視察などと平行して、マギーの調査を開始する。移籍期限の３１日まで“最後の補強”に全力を注ぐ。