捕手を立たせた状態の「立ち投げ」の時間が長く、捕手を座らせた後も球種はストレートのみ。
クイックモーションで投げることもない。
時折、リリースポイントが乱れて、捕手が捕れないような大暴投のシーンも見られた。
そのたびに田中は自分の頭部付近で右手をひらひらと動かし、リリースポイントを確認するのだった。
投球練習を終えた田中は、自身の現状についてこう語った。
「小谷さんからは下半身を連動させることと、リリースポイントについてアドバイスをいただいています。
ボールに力が伝わるポイントがあるので、そこを固めている段階です。
変化球はまだ投げていません。早くやりたい気持ちもありますけど、今の感じだと焦ってもついていかないので……。
今、取り組んでいることに集中してやらせてもらっています」
もはや、「開幕一軍」などと言えるような段階ではない。
昨季、史上初の京大卒のプロ野球選手として話題になった田中は、
今春のキャンプでフォームを一からつくり直していた。
「結局、まだ『自分のもの』と言えるものがなかったということだな」
70歳の名伯楽・小谷コーチは苦悩する田中の現状をそう明かした。
「我々が説明したことを、頭のなかで理解できているんですよ。
やっぱり頭はすごくいい。
ただ、実際に体を動かすとなると、自分の考えている通りに動いてくれない。頭と体が合っていないんだな」
シーズンの滑り出しは順調そのものだった。
イースタン・リーグ初登板となった3月29日のDeNA戦で7回を投げ、被安打2、奪三振6で無失点。
大ベテランの三浦大輔と投げ合った末に、勝利投手になった。
さらに続く4月7日の西武戦も7回無失点で勝利投手に。
2試合続けて無失点の快投で、一気に一軍昇格をたぐり寄せた。
4月29日には本拠地・QVCマリンフィールドでの西武戦でプロ初先発、初登板を飾る。
3回を投げて被安打6、四球3、失点5という結果で黒星デビューとなった。
さらに2日後の5月1日の日本ハム戦にもリリーフ登板。
3回を投げて被安打6、四球4、失点4とまたしても結果を残せず、その試合後、田中は早くも二軍降格を言い渡された。
異変が起きたのはそれからだ。田中は7月11日のイースタン・リーグDeNA戦で1イニングを投げたきり、一度も実戦マウンドに立つことなくシーズンを終えた。
小谷コーチは淡々と当時を振り返る。
「ピッチャーっていうのは、ある日突然つかむこともあるし、ある日突然おかしくなることもある。
田中は責任感を感じすぎて、力みすぎて、違う方向に入ってしまったように感じたね」
投球フォームの崩壊。
二軍降格後のイースタン・リーグでの成績は、計19回を投げて被安打26、四死球21、自責点20、防御率9.47と惨憺(さんたん)たるものだった。
シーズン後の秋季キャンプでも、田中はほとんどボールを握ることなく、ランニングやシャドウピッチングで土台づくりに集中していたという。
これまでの野球人生で、ここまでフォームを崩したことはあるのか。
そう聞くと、田中は苦笑いを交えながら
「今までそんなに長いことやってないですからね。大学の最後しか結果を残していないですから」と答えた。
小谷コーチはそんな田中に対して、珍妙なエールを送っている。
「もっと無責任になって投げればいいんだよ。ブルペンではいいボールが行くようになってきたんだけど、
1球ヘンなボールが行くと、それを引きずってしまって、力みや焦りにつながってしまう。だから、もっと無責任にやればいいんだと」
投手は繊細な生き物だ。
田中に限らず、環境や肉体の変化に感覚がついていかず、それまでのフォームを見失ってしまうケースは多い。
そして思考力がある選手ほど、考えすぎるあまり悪循環に陥ってしまうこともある。
モノになるまで長くかかりそうやな
小谷が言うならしゃーない
将来フロントとして大成するから大丈夫
理解は出来てるんやったらコーチになれたら優秀とかそういう可能性あるんやろか
武井壮が自分の体の使い方さえ掴めばどんな競技もうまくなるって言ってたのを思い出した
それを実行するのが運動神経というやつなんやろうな
無責任に投げろとかいう無責任な発言やめろ
頑張れよ
ネットで将来の幹部候補と言われるたびにむかつくんや
そいつら見返してくれ
そもそもプロレベルじゃないから時間かけても無理だぞ
二軍で打たれてるようでは
ロッテドラ2は全く大成しないからしゃーない
2位 長野久義
2位 大谷智久
2位 南昌輝
2位 中後悠平
2位 川満寛弥
2位 吉田裕太
2位 関谷亮太←New!
>>93
長野×
大谷○
南△
中後×
川満×
吉田△
ドラ2なのに当たり率低すぎるンゴねえ…
>>107
南は今年良さそうやで
>>110
あれは投げるたびに違う人になるからわからん
>>93
大卒2位は駄目だけど社会人は当たってんだよな
長野も取れてればなあ
>>6
あの昇格ってそんなにおかしくなかったんだな
ただの客寄せかと思ったわ
>>19
実は昇格直前2登板では燃えてたけどな
>>25
調べたら直前に燃えたみたいやな
その前は5回1失点やったわ
>>6
これもう半分イップスやろ
去年は首脳陣のミスだわな
もう少し楽な所で投げさせりゃ良かったもののなんでマリンフェスタのときにやるねん
プロ初登板をあの試合にするフロントが無能なんだよなあ
ユニフォーム配って
家族呼んで
監督に怒られる
>>83
誰それ?
>>116
田中が投げる日にマリンフェスタで来場者にユニフォーム配った。
田中が投げると決まったらチケットが売り切れた。
田中は家族を球場に呼んだけど
西武にめったうちされて降板
伊東監督に怒られた
二度とこんな試合をしてはならない!
ある種のイップスなんやろなぁ
イデウン→田中の中2日当番で完全に壊れた感あったわ
人たくさんの中で投げるとパニクって地に足がつかなくなるらしい
これは厳しいかもしれん…
>>134
ロッテで人たくさんなら巨人や阪神だと心臓バクバクでマウンドで死ぬんちゃうか?
投手はガサツじゃないとアカンのやな
高学歴といえば福谷も去年メンタル的な問題で一時期投球すらさせてもらえへんかったらしいな
高学歴野球選手は頭は良いのに身体がついていかないパターン多くないか?
最後まで体がついてこなかったらプロでやる能力なかったってことになるよなあ
頭であのイメージだなと思って体がついていけるのはダルとか限られた人だけで
多くの選手は反復で体に叩き込んでるし
頭で理解してる事を100%身体が動いてくれるなら全員億プレーヤーだろ
活躍してるやつは少なからず身体が動いてくれてるから
斎藤佑樹だって高校の時と同じフォームで投げられるなら投げてるって言ってたろ
いうても関西学生リーグじゃ上位Pなんやからもうちょっと通用すると思った
中高大と野球しかやってない奴に比べて遥かに練習時間少ないのにあれだけ出来たんだからこれからだろ
小中高大延々野球しかやってこなくてもこいつより下のレベルなんてごろごろいるし
インテリらしからぬストレートごり押し脳筋ピッチングすき
>>29
高学歴のほうが力こそパワー理論に傾倒しがちなイメージあるわ
>>29
日本人打者は145キロを越えたら打率がガクッと落ちるから理論的だろ
>>29
むしろインテリだからこそ筋肉方面に傾倒しそう
>>29
そもそも練習時間が野球漬けになってる人より少ないんだから仕方ないと言える
これから何を覚えるかが大切
>>197
体が成長する高校大学で、強豪校がやるような地獄の反復練習やってないことが仇になってるんや
いいときのフォームを体が覚えてないから修正にすごい時間かかってる
これから本人がどれだけ自覚して練習するかやな
小宮山とか一般試験で早稲田に入ったんだから、田中と同格だよな
多分それなりになるよ
>>90
京大工学部現役合格って相当優秀やで
野球の練習必死にやって学業もトップクラスやから天才と言っていいと思う
二浪で早稲田とは比べ物にならん
こんなん京大やから色々言われるだけで経歴が普通ならただのフォームの矯正に悩んでる若手Pやん
こいつは何でもアドバイス真に受けすぎるから
世間話のついでにさりげなく助言するみたいな話あったな
わくわくさんが言っとったんやっけ?
>>105
涌井はホンマに面倒見ええってか
ええ先輩やなあ
>>111
女の趣味以外は言うことなしやね(ニッコリ
>>105
わくわくさんは田中が炎上してた時もちょっかいかけて励ましてたな
出来れば今年一回でいいから二軍で登板してくれや
小谷がおるならなんとかなるやろ
まずは今年1年下でイニング投げてみい
5年後くらいに出てきてくれたらええわ
タオルを振る京大プロ投手「田中英祐よ、もっと無責任にやれ!」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160229-00010003-sportiva-base