マエケンに“想定外の壁”ヒマワリの種「食べ方が難しい」

1 ： パレードの名無しさん＠おーぷん投稿日：2016/03/15(火)17:51:50 ID:8gK

【アリゾナ州グレンデール１４日（日本時間１５日）発】ドジャースの前田健太投手（２７）は先発する１５日（同１６日）のホワイトソックス戦に備えて調整した。これまで２度の先発では５回を無失点。危なげない投球に首脳陣、チームメート、ファンの評価も急上昇中だ。メジャーに適応している前田だが、実は壁にぶつかっていることがある。それは…。

　前田はランニング、キャッチボール、遠投、球拾い、投内連係、フリー打撃などで汗を流した。得意のフリー打撃では２１スイングで２本の柵越えを放った。ホワイトソックス戦では４回か６０球をメドに投げる予定。２巡目の打線とも対戦することになる。「それほど意識はない。捕手と配球を相談しながら、あとは自分の投げたい球を今のうちに課題としてやっていきたい」と狙いを語った。

　中４日については今のところは問題ないようだ。「ただ今後イニングと球数が増えていくと、４日間で疲れを取るのが一番大変なことだと思う。その（疲れの）取り方を工夫してやっていきたい」

　登板間隔に加え、日本人投手が苦しんできたメジャーの公式球や硬いマウンドにも対応している前田だが、ある難題に直面している。それはヒマワリの種をいかに上手に食べるかだ。

　メジャーでは試合中に選手だけでなく監督やコーチ陣もヒマワリやカボチャの種を食べる。まとめて口に放り込み、器用に一つずつ殻を割って中身を食べ、その殻をペッと吐き出している光景はメジャーのテレビ中継などで目にすることは多い。

　前田は１２日（同１３日）に初めてベンチで試合（カブス戦）を観戦し、ヒマワリの種にも初トライした。「日本ではあまり見ない光景だし、試合中に食べたことはなかった。ガムもほとんど食べなかった。ファンの方に対して不快感を与えると思った。慣れてないからけっこう食べ方が難しい」と苦笑する。殻をうまく割れず、吐き出せずに四苦八苦した。

　なぜ食べようと思ったのか。「日本ではベンチで試合を見ることはあまりなかった。こっちは投げない日でも試合を最後まで見なければならない。ベンチにいてあまりやることないし、時間つぶしにはいいかなと思った」と説明した。

　ヒマワリの種といっても、プレーン、塩味、バーベキュー味など種類は豊富。前田の口に合うのは何か気になるところだ。練習後の会見で前田は「ヒマワリの種、練習しないと」と報道陣を笑わせて締めると、クラブハウスへ引き揚げた。