【横浜】ＤｅＮＡ「中畑清監督辞任報道」の舞台裏

1 ：名無しさん＠おーぷん ：2014/09/30(火)13:30:32 ID:Z1tN21UZr

東スポWeb 9月30日 12時3分配信

ＤｅＮＡの中畑清監督（６０）の辞任説が３０日、浮上した。スポーツ報知が報じたもので３年連続でクライマックスシリーズ（ＣＳ）を逃した責任を痛感。１０月２日の本拠地最終戦・中日戦（横浜）をメドに球団と会談、その場で進退伺を提出するという。ＤｅＮＡは続投を基本線としており、ここから新監督の人選となれば来季への影響は計り知れない。中畑監督は本当に辞任するのか。球団に対する揺さぶりの一面もありそうだ。

　中畑監督は「シーズンが終わるまで話はしない」と自らの去就に関しては沈黙を貫いている。

　それでも球団は続投を基本線に動いている。就任１年目は最下位に沈んだものの、昨季は５位で今季は４位と着実にランクアップ。ＣＳ進出まであと一歩だった。また、セ・リーグでは唯一、巨人戦の勝率５割以上を確定した。観客動員数も順調に伸びている。２年目の井納が１１勝をマークしてエースに成長。救援の山口の先発への配置転換も成功した。外野にコンバートした梶谷、筒香も主軸として活躍している。

2 ：名無しさん＠おーぷん ：2014/09/30(火)13:31:02 ID:Z1tN21UZr

　２９日深夜に米国から帰国した春田真オーナー（４５）は「オレが監督を決めているわけじゃない。（野球のことは）分からないから（高田）ＧＭに一任している」と一歩引いた立場を強調。しかし、ＤｅＮＡ参入時に掲げた「３年以内にＣＳ出場」の目標を果たせなかったことには「まず（勝率）５割に行かないと」と不満をのぞかせた。

　一方で、進退伺は球団への中畑監督側の揺さぶりという可能性もある。中畑監督に近い関係者は「今年、阪神に大きく負け越した（２９日時点で７勝１６敗）のは鶴岡（一成捕手）がＦＡで獲得した久保（康友投手）の人的補償で阪神に取られたことが一因。監督もまさか昨季の正捕手がいなくなるとは思っていなかった。４月に（今季の正捕手）黒羽根（利規捕手）が骨折したことも４月終了時、７勝１８敗と出遅れた原因となった」と不信感をあらわにする。高田ＧＭ主導で進められる編成に必ずしも納得していなかったようだ。

　その高田ＧＭが今年限りで退任し、来季は山下大輔ＧＭ補佐（６２）が昇格する見通し。編成に物を言うチャンスだ。辞任をチラつかせることでイニシアチブを取れるかもしれない、そう考えたのか…。

　ＤｅＮＡにとっても中畑監督の続投が白紙となれば新監督の人選から始めなければならず、組閣を含め秋季キャンプに間に合わなくなる。来季への影響も計り知れず中畑監督を納得させることが最優先だ。

　主導権争いは中畑監督優勢といったところか。