ヤクルト、巨人から人的補償リスト到着も…決められぬ事情

1 ：名無しさん＠おーぷん ：2014/12/19(金)18:25:57 ID:Q4d(主)

巨人にFA移籍した相川亮二捕手（38）の人的補償リストがついにヤクルトに届いたが、意外にも長期化の様相を呈している。

ヤクルト・松井編成部長は17日、「巨人からリストは届きました。しかし、ウチは逆に日本ハムさん、ロッテさんに選手を取られる可能性がある。

そちらが決まらないことには。年内に決着したかったが、難しいかもしれない」と思案顔だ。

野球協約では、FA選手を獲得した球団は契約締結がコミッショナー公示された日から2週間以内に旧所属球団に対し、外国人選手＋任意に選んだプロテクト選手28人を除外した名簿を提示することになっており、

旧球団は1人を獲得できる。その選手の決定は、FA移籍選手の契約公示後40日以内とされている。

一方で、ヤクルトは11月25日に日本ハムからFA宣言した大引、同27日にはロッテから同権利行使した成瀬の獲得が公示された。両球団にはリストを送付済みだが返事はまだない。

ロッテに至っては「つば九郎がプロテクトされていない。“鳥的補償”ができないか」（山室球団社長）と言い出し、つば九郎も「だいりにんの、すこっと・ぼらすしにそうだんします」とノリノリだ。

ヤクルトは最大2選手が人的補償として流出する可能性があり、その人選を待ち、チーム構成を見極めた上で巨人から獲得する選手を決めるのは当然の流れだ。

しかし、日本ハムとロッテにも年明け早々まで熟考する権利がある。

ヤクルトが狙うのは、今季12球団ワーストのチーム防御率に終わった投手陣の補強だが「相川の移籍で捕手も足りない。正捕手は中村としても控えが心もとない。内野だって手薄だ」（チーム関係者）という別の意見もある。

「人でも鳥でもいいから早く決めてくれ」というのが、ヤクルトの編成担当者の本音か。